頚椎症、頚椎ヘルニア治療について知っていただきたい事のご紹介です。頚椎症性神経根症を始め、すべての頚椎症の方にお仕事・各種スポーツでしてはいけないことなど、わりやすく説明しています。治療のことなどで、ご不明な点がございましたら、お気軽にお電話ください
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※テキストはWikipedia より引用しています。
頚椎症の症状が出た場合、基本的には安静にする保存的な治療法が行われるケースが多くなっています。保存的な治療の代表的な方法となるのが、薬物療法です。痛みがある場合には、消炎鎮痛剤や筋弛緩薬さらにはステロイドなどの飲み薬が処方されます。飲み薬でも対応できない痛みが出ているといったケースでは、痛み止めの注射もしくはブロック注射で対応することもあります。湿布や塗り薬も併用しながら、症状が改善するのを待つのが基本的な治療方針です。また頚椎症において痛みがひどい、動かすことで手足にしびれが出るなどの場合には、薬物療法に加えて装具固定が行われます。頸椎カラーで首を固定することで、安静にして症状が改善するのを待つ仕組みになっています。装具固定をしている間は動かさずに済むので痛みを感じにくいというメリットはありますが、入浴時や着替えなどの際に不便だと感じやすいというデメリットがあります。実際に装具固定による治療を行う場合には、日常生活の中でどのような点に注意したらいいのか担当医にしっかりと確認することが大切です。頚椎症の症状が重い、もしくは保存的な治療では改善しない場合には手術が行われることもあります。変形した頸椎などを取り除くことで、神経の圧迫を解除する手術内容です。手術の術式は、症状の出方や原因などによって違いが見られます。症状の原因が脊髄の前方という場合には、首の全面から対応する固定術が行われるケースが多くなっています。一方広範囲に症状が出ている場合には、首の後方から圧迫を解除できるようにアプローチしていきます。一口に頚椎症といっても、痛みの感じ方や症状の進行具合などの状況に応じて治療方法は異なります。痛みの症状がひどくなると手術が必要になったり完治までに時間がかかったりするケースが多くなるため、少しでも違和感があるなら早めに病院へ行って相談しましょう。軽度の症状のうちに診察を受けることで、治療における負担を減らすことにつながります。