ODSはリチウムイオン電池パックの設計、開発、組み立てまで一貫してご提供します。小型~中型の組電池を得意としており、充電回路やBMS回路と併せてのご提供も可能です。またリチウムイオン電池に関わる様々なサポートをさせていただくコンサルティングサービスも用意しています。
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※テキストはWikipedia より引用しています。
軽量小型で大きな電力を生み出すことのできるリチウムイオン電池の人気が高まってきています。 ですがリチウムイオン電池にも「自己放電率」というのがあります。 自己放電率というのは、電池を使わないでほったらかしにしておくと、全体の容量が自然に低下していくということです。 リチウムイオン電池の 一か月あたりの自己放電率はおよそ5%と言われています。 これは大変低い自己放電率です。 例えばニッケル水素電池などでは 自己放電率は 25%くらいになります。 パソコンを使わないで1か月経てば バッテリーの容量が1/4も減ってしまいます。 これではビジネスに使うことができません 。ところがリチウムイオン電池の 1か月あたりの自己放電率はわずか5%ですから、ノートパソコンを1か月間使わない状態で保持していたとしても問題がありません。 一か月ノートパソコンを使わない状態でも、 バッテリーの残量は95%です。これならいつでも出動体制が整っているということ になります。 この大きな特性のために 今ではノートパソコンや スマートフォンに使われるバッテリーのほとんどすべてがリチウムイオン電池となりました。それではリチウムイオン電池の「組立」はどこで行われるかということですが、日本や世界の各地にある量産工場で管理されたものが整然と組み立てられます。近年人気が高まってきているのがリン酸鉄リチウム電池です。それには秘密が隠されていました。もしもバッテリーに過充電や短絡不良が突然発生したとしても、発火や爆発を起こさないという大きな特徴があります。普通のリチウム電池では爆発してしまいます。この大きな特徴のために、リン酸鉄リチウム電池は主に電気自動車で使われています。電気自動車を稼働させるためには容量の大きな大型バッテリーが絶対に必要です。できれば小さい方が良いに決まっていますが、バッテリーを小さくすれば容量もそれに伴って小さくなるのです。日本でももちろんリン酸鉄リチウム電池の組立製造をしていますが、世界一の組立水準を保っているのは現在のところ中国でしょう。